生きものらしさを取り戻す

コラム

こんにちは、小松です。

酵素ファスティングを検討されている人、数人から質問を受けましたので、お答えしていきます。

質問をお寄せ下った方には、すでに回答済みです。

気持ちを傾けてくださり、ありがとうございます。

質問は、おおむね以下に集約されます。

質問1:仕事しながら実践できますか?

質問2:スイマグ以外の整腸剤はOK?

質問3:日ごろ半断食してる私もすべき?

質問していない方も、健康管理の参考にしていただけると幸いです。

では、さっそくいきます。

仕事しながら実践できますか?

Q──いつもありがとうございます。ファスティング、とても興味があります。が、予定されている日取りは3日ともお仕事があります。

職場に手作り酵素のビンを持ちこまないといけないので、道中、落としたりしないか、ちょっと心配です・・・

A──調整は無限に可能です。

酵素ファスティング時の手作り酵素の摂取量は、いくらでも調整可能です。

基本は起きている時間、60ccを2時間ごとですが、私は臨機応変にバリエーションを楽しんでいます。

手作り酵素は、

  • 密閉できない(特にフレッシュな酵素は)
  • 希釈したものはすぐに摂取(最大3時間)
  • 保存は遮光ビンが理想だが重いし壊れやすい

など「生きもの」を扱うがゆえの制約があります。

でも「生きもの」であるがゆえに調整も自在です^^

摂取量の増減は、自由です。

少ない分は、いくら減らしても大丈夫です。

水断食が世に存在するぐらいですからね。

数日など短期間なら、いくら増やしても、また大丈夫です。

酵素をカラダに入れられるだけ入れていってください。

私のようなベリー肥満体質の場合、カロリー摂取は、ある意味、削れるだけ削っています。

前哨戦として今月1日から丸5日間、実践していましたが、だいたいは、

起き抜けから、

  • スイマグをキャップ一杯
  • 手作り酵素30ccを2回(60cc)
  • 午前中:60ccを500ccのペットボトルに(水に薄めて)入れたもの一本(チビチビ2時間ぐらいで摂取)
  • 午後:おなじぐらいの容量でもう一本分(60cc)
  • 夕方:醤番(醤油と三年番茶でつくったお茶)をどんぶり一杯
  • 夜:30ccを2回(60cc)
  • 寝る前:スイマグをキャップ一杯
  • 空腹感が残っているなら、あと30ccを1回

ぐらいです。

だから、60ccを1単位とすると4回分(1日トータル240cc)ぐらいですね。

これなら職場には、200ccぐらいの小さなペットボトルに原液を持っていって、500ccのミネラルウォーターを買って、その水を少し飲んで減らして原液を入れたものを2回摂取するので、まかなえます。

もちろん、もっとカラダに入れたい(カラダが酵素を求める)ようでしたら、摂取量を増やしてくださいね。

手作り酵素は生きものですので、仲間(摂取量)の数を見ながら動いてくれます。

どうぞ杓子定規に考えずに、自在な量で体感して、感覚を研ぎ澄ませていってくださいね。

スイマグ以外の整腸剤はOK?

Q──ふだんから購入しているデトックスハーブがあります。それをスイマグ代わりに使ってもよろしいでしょうか?

A──深さを楽しむか、広さを楽しむか、お選びいただけます。

手作り酵素によるファスティングのとき、整腸剤の併用は強くお勧めしています。

食事の摂取を停止すると消化器官は、それを「有事」と捉えます。

そうすると「節水」と同じように、消化器官にある栄養を外に出さなくなります。

つまり、一時的な「便秘」の症状が発生します。

すると困ったことに、せっかく「排毒」を始めているのに、その毒素を「再吸収」するサイクルが始まります。

これは避けたいですよね(^_^;)

ですので、整腸剤の併用は、ふだんから下しぎみの人でないかぎり、一緒に摂取していただくとよいと思います。

日ごろ、愛用しているデトックスハーブがあるなら、その実力をふかく理解する機会になります。

ただ、もうひとつのお勧めは、あえてふだんとは異なる整腸剤をテイスティングしてみる道です。

一般的に売られている、つまり宣伝に力を入れているデトックスハーブは、値段が高い割りに、主成分の質や量に乏しいものが多い印象です。

私がハーブ系でデトックスするなら、下記のような成分はマストアイテムだと感じています。

  • センナ
  • ケープアロエ
  • カスカラサグラダ
  • モンモリロンクレイ
  • サイリウム
  • ラクトバチルスアシドフィルス

でも、こういうのが入っていなくて「オリゴ糖配合!」みたいなのが多い印象です。

また、ハーブのアイテム数だけ無秩序に増やして高額(1万〜3万円)で売られているものも多いです。

一方、スイマグは、1本千円から始められます。

デトックスは、

20代の人は、年に2回
30代の人は、年に3回
40代の人は、年に4回
50代以上の人は、年に4回+日ごろの食養生を意識

が基本値になりますが、スイマグなら一本で酵素デトックスを2〜3回実施できます。

つまり四半期から半年のコストは「数百円」ですね。

副作用なども、まったくありません。

腸内洗浄の王者「センナ」のようなオラオラ系と比べて、スイマグは財布にも腸さんにも優しいです^^

そういう意味で、ふだん使われているデトックスハーブ「以外」の選択肢も体験することで、経験の幅を広げることにつながります。

そうすると、愛用されているデトックスハーブの真価も、より立体的に把握することができるようになるかもしれません。

日ごろ半断食してる私もすべき?

Q──私はふだんから半断食をしています。1日を摂取、吸収、排泄の3つのブロックに分けて暮らしています。

そんな整腸女子の私もやるべきでしょうか? 3日間つづけて食を絶つのは少し怖いのですが・・・

A──手作り酵素があれば、安心して取り組んでいただけます。

私たちのカラダはスポンジのようなものです。

最初は「さらピン」です。

そのスポンジに「泥水」をかけつづけていく状態を想像してみてください。

そうすると、スポンジは茶色になっていきます。

汚水を含んだスポンジに流水をかけるだけだと、少しはきれいになりますが、汚れはあまり落ちないですよね。

茶色く汚れたスポンジを流水できれいにしようとする時、どうされるでしょうか?

スポンジをガシガシと握ったり緩めたりして流水をしっかりくぐらせますよね。

ファスティングって、これとおなじ営みです。

スポンジとは、消化器官であり、肝臓であり、腎臓です。

スポンジを茶色くしている汚水要素は、残留農薬や食品添加物です。

ガシガシしないと汚物は落ちません。

これを「新たな汚物が入ってこない真空地帯」で実行することによって、効果が高まります。

半断食は、16時間しか「真空地帯」をつくれません。

ふだんからきれいな状態に保っている消化器官のクレンジングなら、これでも十分です。

でも、ふだんから「汚物度の高い食物」を摂取されている人なら、16時間では不十分です。

大腸にできた憩室とか、肝臓、腎臓などのスポンジから余分なものを排出させたいならば、最短72時間(3日間)の真空地帯を確保していただきたいです。

「汚物度の高い食物」とは、商品ラベルに記載されている原材料名に、不自然なカタカナ名の添加物が多い加工食品などです。

「生きもの度」の高いものは経済効率が悪いため、食品業界はさまざまな化学物質を開発して「賞味期限」の伸張を図ります。

でも、それは生きものである私たちには「毒素」である場合が多いです。

ローンとおなじようなものです。

そのときは便利かもしれません。

でも背負った借金は、返す必要があります。

自力で変化しないものは、生きものではありません。化け物(化学物質)です。

だからできるだけ、ふだんから「生きもの度」の高いものを求めていきたいところです。

それでも現代社会で、自然なものだけで生きていくことは困難です。

つまり負債は回避できません。

それをマメに、かつ、効果的に返すのが酵素ファスティングになります。

  • 汚物を含んだ新たな食物摂取を中断する(3日以上)
  • 流水をかける(水の摂取)
  • 腸、肝臓、腎臓をガシガシする(スイマグによる浸透圧)

これで汚物は、きれいさっぱり流れ出ていきます。

ここにブースターとして、手作り酵素というスーパー乳酸菌を入れることで、整腸の効果を最大化させることになります。

いまの負債額をどう把握するか?

いまの自分の消化器官が抱える負債額は、どのように把握するか?

これは、いろんな検査機器や検査機関も存在しますが、もっとシンプルで確実なセルフチェックが可能です。

  • オシッコの匂い
  • うんちの匂い
  • 汗のにおい
  • 肌の色つや
  • 体臭
  • 口から出る息

これらが「自分好みか?」を自問すればいいだけです。

これが「自分好み」であれば、負債は少ないと考えます。

キツいな、くすみがあるな、生理的に避けたいな・・・なとと感じる部分があるなら、いまこそ酵素デトックスの旬を迎えています(笑)。

  • 食べものを摂取する
  • カラダの毒素を排出する

これは同時にはできません。

考えることと感じることも、同時にはできません。

ぜひ、カラダの声(排泄物の色つや形)を感じ取って「自分でできる最適化」を図っていきましょう。

おいしいものをたらふく食べる休日の楽しさ。

カラダが余分だと感じるものを排出する休日の充実。

どちらも楽しまれてください。

生きものらしい腸を取り戻す:
https://kyokoso.com/2025/05/03/fasting/

それでは、どうぞ、
好き週末をお過ごしください。

いつもありがとうございます。

小松より

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