激動の時代が押し寄せてきています。
・ウクライナ情勢
・ハマス・イスラエル侵攻
・生成AI(ChatGPT)
・台湾有事
・コロナワクチン問題
・グレートリセット
・預金封鎖
・・・・・
国も、企業も、家族も、個人も、
「個々の舵取り」
が求められています。
いろんな議論がありますが、
俯瞰してみると、つまるところ
2択のどちらかを生きるのみ
なのかなと感じています。
問題にフォーカスして
グチ、不平、不満、泣き言など、
足りないを語るばかりの人
もう1つは、
得たい未来にフォーカスして
自らのビジョンを打ち立て
豊かさを語り、生きる人
です。
自分以外の存在に「足りない」の
烙印を押すのは簡単です。
でもその間、その人が
世界に与えている影響は
前者になります。
つまり、
世の中をより暗くすることに
加担してしまっている道です。
逆に自分自身の存在の可能性を
信じて歩み出す道は大変です。
いままでの人生の延長線ではなく、
非連続な成長が求められるからです。
希望の未来を見出す想像力がいります。
希望の未来を自ら作るんだという
自己信頼が必要になります。
つまり、個々のビジョンが
大切になる時代が訪れています。
自分より大きな組織に
依存しているだけでは、
先行きは不安です。
国、企業、健康、安全、家族・・・
すべて相似形で「自らの舵取り」を
促されている気がします。
* * *
ビジョンを見つけるコツがあります。
1つ目のコツは、
自分に本当に関係するものを残し
それ以外をすべて手放す
というアプローチです。
まずは、今している活動に関して。
自分が日常の中で関わっている
すべての活動に対して自問します。
以下の7つです。
───────────────
確認の7つの問い
───────────────
・これは、私に欠かせないものか?
・これは、私が望んでいるものか?
・これは、私が具体的に求めているものか?
・これは、私が好きなものか?
・これは、私が願うものか?
・これは、私が夢見ているものか?
・これは、私の生きがいか?
───────────────
自分の仕事、
所属しているコミュニティ、
付き合っている人や仲間、
家族への関わり、
自分の信念、
すべてにおいて、
「ゼロベース」
で自問します。
もうここまで
やってきちゃったから・・・
いまさら後戻りできない・・・
リソースを投資してきたから
いまさら引き下がれない・・・
これらの気持ちに対して
「鉄の心」で向き合います。
今、ゼロベースで見たときに
「ゼロからだったらやらないな」
と思うものは、今すぐカットです。
これで、自分にとって
本当に大切もののみを残し、
それ以外をすべて手放せます。
2つ目のコツは、
そもそも論として、
改めて模索するアプローチです。
鉄の心で「確認の問い」をしたら
ほとんど何も残りませんでした
っていう人にお勧めです(笑)。
「探索の問い」も7つです。
───────────────
探索の7つの問い
───────────────
・私は、何が欠かせないのか?
・私は、何を望んでいるのか?
・私は、何を具体的に求めているのか?
・私は、何が好きなのか?
・私は、何を願うのか?
・私は、何を夢見ているのか?
・私は、何を生きがいにするのか?
───────────────
です。
さらに、もうひとつ、
「探索の問い」の呼び水
となる切り口を紹介します。
それは、以下の6つです。
───────────────
ビジョンを見つける6つの切り口
───────────────
・子どものころの夢
・怒っていること、憤りを感じていること
・持っているもの
・好きな映画やマンガ、小説から
・長年解決していない問題
・痛みを伴うレベルのお金を使ったもの
───────────────
あなたの自分史において、
大きな感情が動いたトピックに
生きがいの源泉が存在します。
* * *
私の例を共有します。
例えば、探索の問い、
「私は、何が好きなのか?」
でいくと、私の場合、
大好きなお弁当
というのががあります。
子どものころ、
野外活動で食べるお弁当が
大好きだったというのがあります。
で、そこに向かうプロセスも含めて
母のお弁当づくりを手伝って、
それを好きな場所で食べることが
大好きだった。
という原体験があります。
8歳ごろの体験です。
で、その気持ち(お弁当が大好き)
を自分の人生でどのように発展
させてきたかというと・・・
・まず調理師になりたいと思った
・でも専門学校は高いし、丁稚で修行する根性はなかった
・デザインに興味を持った
・高等学校デザイン科(夜間)に通った
・デザインで食える高等学校デザイン科の教員になった
・学校教育の内容は遅れているのでデザイン事務所にも勤務した
・自分の人生そのものをデザインしたくなった(上司に導いてもらった)
・知識を付けるために夜仕事をして(夜間高校勤務)、昼は大学に通った
・経験を積むために半年間、渡米した(前半は大学での聴講、後半はNPO出版社でのインターン)
・自分の人生で、社会(環境)をデザインしたくなった
・環境NPO/NGOにデザインと編集で関わるようになった(ボランティア)
・環境NPO/NGOにデザインと編集で関わるようになった(有給職員&フリーランス)
・社会よりも、それをつかさどっている個人のデザインが先決だと痛感した
・ライフスタイル重視型起業に目ざめた
・ライフスタイル重視型起業で圧倒的な成功をおさめている人にアプローチして編集/デザインで関わるようになった(ボランティア)
・ライフスタイル重視型起業で圧倒的に成功している人にスカウトされて、編集/デザインで関わるようになった(有給チームメンバー)
・ライフスタイル重視型起業で独立した(株式会社メンティウェイ設立)
・より個人のコアテーマに絞り込んだ起業支援をするようになった(一般社団法人コアデザイン協会設立)
・コアデザインの派生で「自分でつくる健康法」を分かち合う活動も始めた(京・手作り酵素の会)
という感じで歩んできました。
紆余曲折ですよね。(^_^;)
でも、すべての時代において
私が(無意識ながらに)
やってきたのは、
お弁当づくりを手伝って、
それを好きな場所で食べること。
この原体験の再上演に帰結します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もう少しつなげて表現すると、
お弁当づくり(ご縁する人や物のエッセンスの編集・配置・デザイン)を手伝って、それを好きな場所で食べる(最大限活かしてもらう)こと
──これが私の「没頭領域」なのだと思います。
目標は、試行錯誤・紆余曲折
してきてはいます。
でも、目的(お弁当を作って
食べる喜びを味わう)は
変わっていません。
*
このように、自分史を振り返って
何が大好きだったのか?
そして、
その大好きを少しずらした
再上演としてその後の人生において
どんなエピソードがあったのか?
これを注意ぶかく観ていくのです。
各時代を切り出して、
1つひとつの時代をていねいに
観ていってください。
年少組時代
年中組時代
年長組時代
小学校1年生の1学期
小学校1年生の2学期
小学校1年生の3学期
小学校2年生の1学期
小学校2年生の2学期
小学校3年生の3学期
・・・
というメモリの細かさで
観ていってください。
関連したアクティビティが
なかったか、見ていくのです。
この視点で見つめ直すと、
驚くほど発見がある思います。
こういった抽出の精度が、
ビジョン発見への質を決めます。
で、その歴史から派生する
これからの未来をおもい描くのです。
あなたというキャラクターは、
どんな未来に向かうのか?
その未来を具現化するうえで
どんな役割を担うのか?
これをゲームクリエイターの視点で
デザインする感じです。
今回はビジョンを見つけるための
いくつかの問いと切り口を
紹介しましたが、
・私は何が好きなのか?
・子どもの頃に思い描いたの夢は?
この2つの問いは、
根源的でとても重要です。
私の場合、
「大好きなお弁当を作って自分の好きな場所で食べる」
でした。
コアとなる軸は、
「大好きなお弁当」です。
ただし、
そのまま弁当屋さんには、
なっていないのです。
視座を上げて俯瞰することで、
・高校デザイン科での教材づくり
・商業/産業デザインに関する営み
・人類学部への社会人入学(好きなもの探し)
・社会変革のための出版物を刊行するNPOでのインターン
・環境NPOのエディトリアルデザインの仕事
・装幀や書籍づくり
・情報ビジネスでのコンテンツづくり
・情報ビジネスでのセールスレターづくり
・ご縁いただく人へのコアデザインコンサル
・ご縁いただく人への手作り酵素指導
各時代、これらに没頭できた
のだと思います。
没頭レベルだったから、
お仕事や事業として成り立った
のだと思います。
*
あなたは、
この「大好きな○○」に
何が入るでしょうか?
そしてその「大好きな○○」の
視座を上げることで、何を叶えて
いかれるでしょうか?
ここに、ぜひ、
こころのたいまつを
かざしていってください。
問題にフォーカスして
グチ、不平、不満、泣き言など、
足りないを語るばかりの人生
ではなく、
得たい未来にフォーカスして
自らのビジョンを打ち立て
豊かさを語り生きる人生
を選び取っていってください。
グチを言うためのエネルギーを
解決策の考案に回しましょう (^o^)!
個々の舵取りとかビジョンとか
いろいろ書きましたが、シンプルに
自分の大好きを見つけて活かそう!
っていう話です。
あなたの「大好きのともしび」で
激動の時代をあかるく照らして
いってください!
あなたのご縁する場所で^^
今日も好き日をお過ごしください。
いつもありがとうございます。
小松より
追伸
愛知県の一宮では、
手作り酵素のともしびが
ひとつ輝き始めました。
森さん、ありがとうございます。